ズボラ爺の台所

安い食材で簡単にできる料理を、自分なりに試しているだけの独身ジジイです。

醤油とみりんの物語

初めて自立した社会人1年生や、単身赴任のお父さん、独り暮らしのお年寄りなどにでも出来そうな簡単な料理や、料理分野での分からないことを紹介していきます。

 

<<<ウチの醤油>>>

 

料理研究家ではありませんが、独り暮らしで料理をするようになって、少しずつですが分かってきたことがあります。


それはどんなことかというと、どうやら醤油みりん1:1の割合ってのが基本らしいということなんですね。

 

 

<<<素人料理>>>

 

はじめの頃はそんなことも知らなかったので、行き当たりばったり適当でやってました。


そもそも自分にとって料理とは、その時食べたいと思ったものの出来上がりを想像して、作り方も知らないのに作り始めるといった、実に無謀な作業だったンです。

 

醤油が多かったら水を足したり、砂糖が多すぎてメッチャ甘くしてしまったり、その都度味見をしながら、ほとんどその場しのぎだったンですね。

 

 

<<<みりんとの出会い>>>

 

そんな中いろんな料理を覚えたくて、あちこちのレシピを見ているうちに、調味料の分量に共通点があることに気づいたンです。


それが先ほどお伝えした、醤油みりんの割合です。

 

しかし、その頃の私の料理アタマの中には、みりんと言うものはまだ存在していませんでした。


というよりみりんは知っていたけど何に使うのかを知らなかったンですね。

 

 

貧乏生活している私は、生活費を切り詰めるために、醤油は一番安いのを使っていました。


その頃は、みりんなんて贅沢品なんだ、と思い込んでいた節もあります。

 

たまには麺類を食べたい日もあるので、ダシのきいた濃縮めんつゆを買うこともありましたが、いかんせん値段が高い!

 

…でも美味い…

 

そんな日を送りながら、普通の醤油とめんつゆは何が違うのか考えた末、ダシみりんなんだと気がついたんです。

 

 

<<<チャレンジ>>>

 

それなら、自分でも出来るんじゃネ?と思って、試しに基本とされる醤油みりんに、昆布と鰹の顆粒ダシを混ぜ、火にかけて溶け込ませてみたンです。

 

さすがに売っている値段の高いものとは比較にならないわけですが、これでも自分1人なら満足出来そうだ、ということで、それ以来いつもこの合わせ(?)醤油を作るようになり、普段の食事でも醤油として使っています。

 

はまだ貧乏なので安い醤油みりん風調味料ってヤツを使っていますが、いつか昆布と鰹で出汁を取り、そこそこの醤油みりんで、本物の合わせ(?)醤油を作ってみたいと思っています。

 

の料理は、まだ始まったばかりですから…。